ねんがんの200Vをてにいれたぞ
※ブログ主は電気工事士免許を持っているのでDIY的に作業しましたが、免許が無い方は電気屋さん等に作業依頼してください。(無免許での電源工事は電気工事士法違反となります) ※以下の内容は個人的な忘備録的なですので、万が一参考にされる方は自己責任でお願い致します。(何かあっても当方では責任を負いかねます) 電源改善案として しかも200V化!! 配線と機器の繋がり的には下記のようになります。 ①配電盤:子ブレーカー(200V)→ ②専用電線をオーディオルームまで敷く → ③200V電源BOX → ④ダウントランス(200V→100V)→ オーディオ機器類 ブレーカー関連・電線作業中はブレーカーが落ちている事を確認してから作業開始 【①配電盤:子ブレーカー(200V)】 まず自宅の配電盤に200Vが来ているのかどうかを調べましょう。 ウチの場合、エアコン用の子ブレーカーは各部屋のエアコン専用電源(100V/200V)となっていることがわかりました。もうこの時点で半分クリアしたも同然です。 4つのうち、1つは絶対にエアコンを設置しない部屋だったのでこいつ(赤枠左下)をオーディオ専用にする事にしました。 【 ②専用電線をオーディオラックまで敷く】 ①で選定した、子ブレーカーに接続されているエアコン行きの電源ケーブルを抜いて、新しく電源ケーブルを敷いて行きます。 配電盤からオーディオルームまで直接配線するとなると考えつくのは2つ。 #1:モールでカバーしつつ、天井や壁際を這わせて敷く #2:業者に頼んで壁内を通して配線してもらう 番外:エアコン壁コンを200V電源のヤツに取り換える(①で選定した子ブレーカーとオーディオルームが同じ部屋な場合のみ可能、これで作業終了の神パターン) 配電盤は大抵辺鄙な場所にある為、現実的には#1になる事が殆どだと思います。 #2が実施出来ればよいですが、それってリフォーム案件なのでは?みたいな。 オーディオルームまでは何ヶ所か部屋/壁を越える必要があるため、敷居となる場所場所で穴をあける必要が出てきます。 我が家も脱衣所に配電盤があり、オーディオルームまでには2ヶ所ほど壁を超える必要がある。。。 ですので壁に穴を開けました。自宅(所有権有)なので何も問題ない。 こんな感じで壁通し用の部材を使えば通気口っぽくなり、見た目にもよろしい。 穴を開ける場所の選定ですが、強力な磁石や周囲との打感音の違い等を入念に調べたうえで、ぶっちゃけ勘で開けました。良い子は真似せず非破壊検査的なヤツを頼むといいです。 壁に穴を開けたくなければドアの端を削るっていう手もありますが。 【③200V電源BOX】 頑張ってオーディオラックのところまで電線を敷いてきましたら、200V電源BOXを作成します。 使った電線はVVFケーブル(2芯)なので、アース線はオーディオルーム内から別途取りました。 100Vと違って200Vには極性が無いので電線とコンセントの接続はどっちでもOKです。アース線をアース口に接続することだけに注意します。 シングルBOXは底が浅めで絶妙な被覆&配線出しを要求されます。配線を収めるのにちょっと苦労しました。 ※左下のコンセントはダウントランスのものです 電源BOXを作成したら、子ブレーカー側を200Vへ切り替えます。 (親ブレーカー、子ブレーカーともに落としてから行う) 切り替え方法はブレーカーカバーの裏側に記載してありましたが、念のためググって同じ型番ブレーカーの切替え作業動画も確認しました。 200Vへ切替えて、200Vコンセントをテスターで電圧を図ります。 ちゃんと200V前後の電圧が来ていればいよいよダウントランスの設置です。 【④ダウントランス(200V→100V)】 ダウントランスが200Vを100Vに減圧してくれます。 トランスの100Vコンセントへオーディオ機器類を接続して問題なく動けば作業終了です。 私は ダウントランス(100Vコンセント) → GPC-TQ → オーディオ機器類 という形にしました。 ダウントランスに直接オーディオ機器を繋げた方がより良いのかもしれないが、アンプ類の電源ケーブルがそこまで届かなかったw ダウントランス本体も結構重いです。(台座はコンクリ板) 置き場所が他に無かったので、カラーボックスの背面に穴を開けてそこから電源ケーブルを通しています。 所感: GPC-TQを導入した時と同じような印象をまず受けました。 明らかに変わったのが低音の鳴り方というか密度感。クラシックよりもロックな曲で特にそれを感じました。やはり電源周りは低音に効く… 適切な例えかどうかわかりませんが、液晶モニターのコントラストがより見易い濃度になったというか、そんな感じ。 これからトランスの慣らしが進んでいって、何か変化を感じれば追記しよう。 ウチのような入門クラス機材では3日もすれば慣れてしまうくらいの変化かもしれません。 ただ、電気的には以前よりも良好なオーディオ電源を設置出来たことは間違いなくプラスな筈です。 オーディオ機材を十全に稼働させる前提として、某ファラオ的土台と同じように電源は大事なことだと思います。日本の集合住宅であれば尚更。 DIYしたとはいえ、合計8万円程度で済んだのもコスパ的に嬉しいところ。 以下、今回の作業にあたって購入したものたち: ※ダウントランスに200Vコンセントもオマケで付いてきました ・3号モール、モール用両面テープ ・シングル電源BOX ・作業費=プライスレス(自前)
by bee-black
| 2019-12-02 20:00
| 音響坂
|
by bee-black
最新の記事
以前の記事
2023年 12月
2023年 08月 2022年 06月 2019年 12月 2019年 11月 2019年 05月 2019年 03月 2018年 06月 2017年 05月 2017年 03月 2017年 01月 2016年 12月 2016年 11月 2016年 10月 2016年 09月 2016年 08月 2016年 03月 2014年 09月 2014年 07月 2014年 06月 2014年 02月 2014年 01月 2013年 11月 2013年 10月 2013年 09月 2013年 08月 2013年 03月 2013年 01月 2012年 11月 2012年 10月 2012年 09月 2012年 08月 2012年 05月 2012年 04月 2011年 12月 2011年 09月 2011年 08月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 05月 2011年 03月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 03月 2009年 02月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 11月 2008年 09月 2008年 08月 2008年 07月 2008年 06月 2008年 05月 2008年 04月 2008年 03月 2008年 02月 2008年 01月 2007年 12月 2007年 11月 2007年 10月 2007年 09月 2007年 08月 2007年 07月 2007年 02月 カテゴリ
自分用LINK
ブログパーツ
その他のジャンル
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ファン申請 |
||